90歳ヒアリング トキの架け橋【兵庫県 明河幸子さん 92歳】

「90歳ヒアリング トキの架け橋」
〜生かされて生きる女性のことば〜

90歳ヒアリング トキの架け橋
生かされて生きる女性のことば

子育てのトキ
仕事のトキ
家事のトキ
過去と現在と未来の懸け橋になる人生の先輩からの生のお声で、メッセージを未来へ届けていきます

兵庫県 明河幸子さん

年齢:92歳
現在のお住まい:兵庫県加古川市

2024年2月、現在は兵庫県加古川市にお住いの明河幸子さんに、お話をおうかがいしました。長年大阪府にお住まいで、当時のお話をお聞きしています。

対談の一部をご紹介します。

幼少期のお話

小さい頃は電信柱に輪ゴムを編んだものをくくり、ゴム飛びをしたり鞠で遊んだりしていました。
昔は時間で電気が消えることがあり、試験勉強の時などに困ったこともあったとのことです。

ガスがなかったので、火を炊くための松ぼっくりを山に取りに行ったり、薪を割ったりと子どもにも役割としての仕事があったとのことでした。

戦中戦後のお話

戦後は食料品が乏しく、お母様が進駐軍の払い下げの缶詰でお料理をされていたり、
ご家族は三重など遠くまで野菜の買い出しに行かれていたそうです。
都会に住む人達が着物と物々交換で食料を手に入れていた様子をお話しいただきました。

大阪駅の近くにあった闇市で売られていたもののお話など、戦中戦後のエピソードをお伺いしました。

就職・結婚

戦後の就職難から学校の紹介で就職され、その後転職。
最初の会社で出会われたご主人と、その後ご結婚されたのはある偶然から。

続きは、取材の様子を動画にしております。
↓こちらからご覧くださいませ。

90歳ヒアリングプロジェクト
株式会社アカデミーシェアリングでは、東京都市大学の教材づくりの一部に、携わらせていただけることになりました。 監修は東京都市大学環境学部 古川柳蔵教授です。
古川教授は、これまで全国で600名以上のご高齢者のヒアリングを実施され、地球資源を利用した生活をされてきた方々のお話から、「44の失われつつある暮らしの価値」を示されました。
著書『90歳ヒアリングのすすめ- 日本人が大切にしたい暮らしの知恵をシェア しよう 』
古川柳蔵・佐藤哲著:日経BP社

今年度は、これまで古川教授が実施されてきたインタビューに続き、弊社が女性にフォーカスし、インタビューさせていただきます。
※取材・対談の全てのお声を文字に起こし、そのままのお声と内容を、音声テキスト/文章化し、教材として東京都市大学に提出しています。
※OBCラジオ大阪で「90歳ヒアリング トキの架け橋」の特別番組を予定しています。
放送日が決まりましたら、弊社の専用SNSやこちらのオフィシャルブログでもご案内いたします。