蘭渓道隆禅師来日伝法記念シンポジウムを取材 as lifeにてご紹介します。
⻄来院開山 蘭渓道隆禅師750年大遠忌記念行事
「蘭渓道隆禅師来日伝法記念シンポジウム」
日本の禅宗並びに禅文化発展に大きな影響を与えた禅僧、蘭渓道隆禅師が来日されて2028年に750年になります。
⻄来院開山 蘭渓道隆禅師750年大遠忌記念行事「蘭渓道隆禅師来日伝法記念シンポジウム」が中国駐大阪総領事館による主催、中国仏教協会と大本山建仁寺塔頭⻄来院の共催の元、3月23日(土)京都市にて開催されました。
鎌倉時代にもたらされた禅宗
鎌倉時代に、中国から渡来された蘭渓道隆禅師がもたらされた禅宗。
禅宗とは、坐禅の修行を重んじる仏教の1派のことですが、禅宗という宗派はなく、日本においては臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の3宗派をまとめて禅宗と呼んでいます。
蘭渓道隆とは、中国宋の時代の人で、鎌倉時代中期の鎌倉幕府第5代執権、北条時頼の招へいで日本へ渡来し、鎌倉を代表するお寺「建長寺」を開山、また鎌倉幕府が保護した臨済宗の総本山、京都東山区にある「建仁寺」にゆかりのある高僧です。
本シンポジウムでは、渡来750年の一環の記念事業として、中国・日本の和尚たちが深く語り合い言葉を交わすことで、仏教を通した中日友好交流の発展、今まで禅宗に触れることがなかった人や中国文化に興味のある人、両国の若い世代の方たちの持続的な交流の機会となることを目的とされています。
およそ2,000年の中国と日本の交流の背景、さらには現在の国境を越えた多くの若い世代の方々の交流、情報発信について知る機会となりました。
親睦会では沢山の方がお集まりになり、いろいろなお話をお伺いし、刺激もいただきました。
インタビューについて
今回、当ラジオ番組取材のために、お時間を頂きました。
この度、シンポジウムにご参加の、
中華人民共和国駐大阪総領事館 / 薛剣(せつけん)総領事
臨済宗連合各派布教師 西来院住職 霊源院住職 / 雲林院宗碩 和尚
の御二方のインタビューを、ラジオ大阪「桑原あずさのas life」にてご紹介致します。
取材のお話の中では、禅宗と共に伝えられた美意識、美術、文化などが時代を超え、どのように未来に受け継がれていくのか、また、現代社会におけるコミュニケーションの中にも禅の教えに繋がることはあるのかなど、お話をお伺いしております。
こちらも、放送をお楽しみに!
放送予定
今回の放送は、「桑原あずさのas life」にて5月に放送いたします。
《5月18日(土)朝 7:00~7:45》
アズのハッピーシェアにて
「蘭渓道隆禅師来日伝法記念シンポジウム」
ラジオ大阪OBC FM919 AM1314
「桑原あずさのas life」にて放送いたします。
◎ 聴取方法◎
番組名「桑原あずさのas life」
ラジオ大阪 OBC FM919 AM1314
・ラジオデッキAM1314またはFM919のチャンネルでお聴きください。
・パソコン、スマートフォンではアプリのradikoから
どうぞお楽しみに!