【開催報告】助産師×産婦人科医×なでなであそび トークセッション「いのちを迎える やさしい準備」
助産師×産婦人科医×なでなであそび

2026年8月17日(月)、クリフム出生前診断クリニック 絆ホールにて、トークセッション
「いのちを迎える やさしい準備」を開催いたしました。
お茶菓子を召し上がっていただきながら、ピンクのソファ席で、和やかな雰囲気の中、開催いたしました。

前半は、3名がそれぞれの専門分野からお話ししました。
妊娠中の方や、産前産後に携わる方、医療従事者の皆さまにご参加いただき、
「いのちを迎えること」「お産を選ぶこと」「ふれあうこと」について、それぞれの専門分野からお話ししました。
田澤 早苗さん / 西川医院 助産師長
長年マタニティの方々とそのご家族に寄り添ってこられた経験から、「幸せなお産とは何か」について。
無痛分娩に対する不安や心配を和らげるための根拠に基づいたお話とともに、自然分娩の魅力についてもお話しいただきました。
どの方法が正解ということではなく、さまざまな選択肢を知ったうえで、最後に決めるのはご本人。
一人ひとりが希望するお産のあり方を尊重し、赤ちゃんの誕生をご家族とともに喜べるよう寄り添っていきたいという、温かな思いが伝わるお話でした。
桑原 あずさ/仲松みつえ/なでなであそび講師

赤ちゃんが生まれたら、「なでなで」を!
桑原あずさからは、弊社の「なでなであそび」講師で、子育て支援事業を統括する仲松みつえとともに、赤ちゃんが生まれてから親子で楽しめる「なでなであそび」の一部をご紹介しました。なでなでは、親子だけのものではありません。お祖父さま、お祖母さま、ご親戚、地域の方々など、赤ちゃんの誕生を楽しみにしている周りの大人たちも、やさしく触れ、声をかけ、歌いながら関わることができます。また、産後だけではなく、マタニティ期からご家族と穏やかに声をかけ合うことについてもお話いたしました。
夫 律子先生 / クリフム出生前診断クリニック 院長

夫律子先生からは、産婦人科医として、人と人が「ふれあうこと」の意味についてお話しいただきました。
出生前診断・胎児医療の分野で長年研究と臨床に携わり、国内外の学会で数多くの研究成果を発表されている夫先生。
今回は「なでなであそび」にも通じる「触れる」「なでる」という行為が、人の心や身体にどのように働きかけるのかを、医学・科学的な視点から分かりやすくお伝えくださいました。
幸せホルモンは、誰もが持っているものであることについてもお話しいただきました。
「心地よい」「安心する」という感覚だけではなく、ふれあうことの大切さを科学的な根拠とともに学ぶ、貴重な時間となりました。
3名によるトークセッション

後半は、ご参加の皆さまから寄せられたご質問にもお答えしながら、3名でトークセッションを行いました。
無痛分娩、自然分娩についての理解のみならず、医療、助産、子育て支援、それぞれの専門的な立場に加え、私たち3名それぞれの出産経験も交えながら、さまざまなお産のケースについて語り合いました。
お産のあり方は千差万別です。
だからこそ、その方が何を望み、何を大切にしたいのか。
自分で知り、考え、選ぶこと。
そして、その選択を周囲が尊重すること。
その大切さを皆さまと共有する時間となりました。
言葉や文化を越えて、「なでなで」を世界へ

トークセッションでは、国内外へ広がりを見せている「なでなであそび」についてもお話ししました。
言葉や文化が違っても、お腹の中からつながる母子の絆や、生まれた赤ちゃんと周りの大人とのふれあいから育まれる愛着には、国境を越えて共感し合えるものがあります。
小さな命を尊いと感じ、大切にしたいと願うこと。
その思いこそが、国内外で「なでなであそび」を受け入れていただける大切な共通点だと、海外での活動を通しても感じています。
これからも、親子から家族へ、家族から地域へ、そして日本から世界へ。
人と人とのやさしいふれあいを広げてまいります。
ご参加いただいた皆さまからのお声
当日は、参加者の皆さまからたくさんのご感想をいただきました。
■ 参加しようと思ったきっかけ
「出産について知りたかった」「お産への不安や心配があった」「無痛分娩について知りたかった」という妊娠中の方に加え、「医療・保育・子育て支援の仕事に活かしたかった」という専門職の方にもご参加いただきました。■ 無痛分娩について
「無痛分娩についてより深く知ることができました。母や義母からあまり理解を得られず、自分の選択に不安を感じていましたが、今日のお話を聞き、自分で考えて決めた選択に自信を持つことができました。」■ 出産への気持ちの変化
「出産が少し怖い気持ちもあったのですが、お話を聞いて、今は楽しみな気持ちが出てきました。」■ 赤ちゃんとのふれあい・なでなでについて
「愛情について、とても勉強になりました。貴重な講演をありがとうございました。」
「スキンシップは大切だなと、あらためて思いました。」■ オキシトシンや産前産後の関わりについて
「豊富なデータを踏まえたお産の状況や妊産婦さんのお話、そしてオキシトシンについても大変学びとなりました。触れあいや産前産後ケアの必要性、パートナーとともにお産や産後を乗り越えていくことについても、さらに聞いてみたいです。」■ 講演会に参加して
「無痛分娩のお話だけではなく、普通分娩を体験された方の感想も聞くことができて参考になりました。」
「とても和やかな会で、いろいろなお話を聞かせていただきありがとうございました。」
皆さまからいただいたお声を、これからの活動にもつなげてまいります。
このような機会をいただき、夫律子先生、田澤早苗助産師とともに登壇させていただけましたことを、心より感謝申し上げます。
西川院長からのメッセージ

大変お忙しい中、足をお運びいただいた西川医院の西川院長からも、お言葉をいただきました。
長年にわたり、マタニティさんの傍でお仕事をされてきた先生からは、時代の流れとともに、お産への向き合い方が変わりつつありますが、いつでも、どんなときも、ひとり一人が幸せなお産ができるような温かい関わり合いを大切にされているメッセージでした。
HPのご紹介
田澤早苗助産師からも、同じように、出産を迎える方々とそのご家族に寄り添っていらっしゃることが伝わるお話でした。
夫律子先生が院長を務めるクリフム出生前診断クリニックでは、お腹の赤ちゃんについて妊娠中から知り、ご家族が十分な情報のもとで安心してお産ができるよう、出生前診断・胎児診療に取り組んでいらっしゃいます。
そして、マタニティ期からのやさしい声かけや、生まれてからの赤ちゃんとのふれあい、親子・家族の絆づくりにご興味をお持ちの方は、株式会社アカデミーシェアリングの「なでなであそび」もぜひご覧ください。
[株式会社アカデミーシェアリング ホームページ]→なでなでのHPリンクへ

最後になりましたが、ご参加くださいました皆さま、準備から当日までお力添えいただいたスタッフの皆さま、関わってくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
文責 桑原あずさ

司会進行、ファシリテーターなど、式典から講演会、イベントまで、あらゆる場で企画運営、撮影などのサポートをしております。いつでもお問合せくださいませ。
