20代・30代・そして今…

ますます寒く、夜も長い… 冬至の夜は、柚子風呂に入り、南瓜の煮物を食べました。
今年最後のラジオ収録の日でもありました。ゆっくりお風呂に入り、ぐっすり眠ることができました。

ラジオ収録の翌日は、できるだけお昼ごろまでゆっくりすることが多いです。
ラジオパーソナリティをしていると、様々な職種、いろいろな価値観、人生観のお話をお聞きします。スタジオでは、毎回が私にとって、お見合い(?)ぐらいの覚悟でご挨拶をして向かい合い、話をします。何度目でも、何回経験しても、やっぱり毎回緊張感はあるものです。
楽しいお話、面白いお話、涙涙のお話・・・それを音に残していけることに心から感謝しています。いつか今を生きる子どもたちが大人になったときに、何かのきかっけで、聴いてくれることがあればうれしいな・・・

また、日々過ごしている中で、この緊張の機会をもらえているだけで、本当にありがたいな~といつも思っています。その分、翌日は緊張をほぐせる時間を作るようにしています。

オフの日も、朝はいつも通りお散歩をします。(→ウォーキングとかっこよく言いたいところなのですが、スポーツの意識で歩いておらず、トロトロのんびり歩いているので、お・さ・ん・ぽ。なのです😊)

今回は少し遠くまで歩きました。帰宅し、家の中には入らず、自転車に乗ってサイクリングへ…
無性に可愛い花を触りたくなり、花屋へ行きました。

1時間ほど、無言で土いじり…
のんびりラジオを聴き、自分の触った花を見ながら、仕事に向き合うことについて今の気持ちを書き留めておきたいな・・・と思いました。

・20代
とにかく我武者羅に働き、指導されたこと、指示されたことを、時には理不尽なことにも気づかず、ただひたすらやる。やりきる。お給料をいただくために、働くことはこんなものなんだ。と右も左もわからず、必死に働きました。一時期ですが世帯主になった経験もあります。そして、必死に働きながら、しんどかったり、自分の体が思い通りに動かずくやしくて泣いたこともありました。その中で、心の底から仕事が好きでした。

・30代
まだまだ指示されたり、指導される中で働きながらも、自分で作り出したり、生み出してつながる仕事の面白さを知りました。やればやるだけ、結果につながる、成果につながる面白さも味わいました。それと同じだけ、うまくいかないこと、世の中に素晴らしい人がいることも目の当たりにし、自信を無くしたり、時には自信いっぱいで取り組んだり、数字を追いかけながら、いろいろな波に乗って仕事をしました。専業主婦や、ボランティア活動の経験もし、いろいろな立場を経験して、自分は仕事をし続けることが一番向いている。と再確認しました。そして、最後は本当に大切な人とのつながりが残ることも知りました。

・40代
人生100年といわれる中で、元気にぴんぴん動き回れる年齢を想定し、人生の折り返し地点を過ぎたことを実感しています。次の世代へと、未来を生きる今の子どもたちに私は何ができるかな。
残していきたいことってどんなことだろう。と想うようになりました。
極端なたとえ話かもしれませんが、もし、今目の前で、逃げられない場所で火事が起きたら、私は迷わずわが子を腕の中に入れて、自分が火を浴びるでしょう。それがすべてだと気づきました。無償で愛する人に未来を生きてほしい。私がそこに残していけることを今、しておきたい。

岐路に立つ時、何かをスタートするとき、迷うときは、いつでもやって来ます。
その時に、今の気持ちを忘れないでいたいなと思います。

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そんなことをふと思いながら、おさんぽしていたら、無性に可愛い花と話がしたくなったというわけなのです。。。。♡
「今日から我が家に来てくれたお花さんたち、よろしくね。」という気持ちです😊

 

 

最後までよんでいただきありがとうございます。
ますます寒くなる日々、皆さまお体ご自愛くださいね。

そしてこれからもよろしくお願いします。

桑原あずさ