社会医療法人 信愛会 畷生会脳神経外科病院 地域連携の会 2025

このたび、社会医療法人 信愛会 脳神経外科病院主催による、地域連携の会2025『人間力で支える「ダルマ」』が開催されました。大阪府四條畷市にある社会医療法人信愛会は、1986年に脳神経外科を中心とした総合病院として設立されました。以来、急性期・回復期治療を担う畷生会脳神経外科病院をはじめ、交野病院、介護老人保健施設 畷生会遊々館や逢々館かたの、あぜみち脳神経リハビリテーション病院など複数の医療介護施設を運営しています。
これらの施設は連携し、地域包括ケアを実現し、患者さまや利用者さまの多様なニーズに応える総合的な医療と福祉サービスを提供しています。
また、近隣の診療所や医療機関とも密接に連携し、円滑な紹介・転院体制も構築しています。

長い歴史とともに地域に根ざした医療・介護・福祉の一体的なサポートを展開し、地域住民の健康と生活の質向上に貢献し続けていらっしゃいます。

今回の会では、志ある医療従事者の皆さまと地域の方々が学び、心を開いて交流する時間が設けられました。

様々な方がいらっしゃり、講演会、懇親会共に、活気あるひと時となりました。

講演会では、高橋朗先生が座長をおつとめされ、海道利実先生に
テーマ「医療におけるマーケティングとイノベーション~仕事は人間力」でご講話いただきました。

海道利実先生は、聖路加国際病院消化器・一般外科部長として、多くの革新的な医療改革を実践してきた外科医です。
医療イノベーションを推進され続け、京都大学肝胆膵移植外科の准教授も務め、難易度の高い手術や臓器移植を多数担当しています。海道先生は、医療の未来を切り拓く重要な存在であり、患者視点の低侵襲手術や周術期管理の向上に寄与することから、輝かしい未来に必要な人物と言われています。

講話の内容が、私にも分かるようなことばかりで、医療に関する学術的なことかと思っていましたのに、驚いてしまいました。

社会で働くあらゆる人や、これから社会で活躍される学生の皆さまにもお聞きいただきたい内容ばかりでございました。

今回の『人間力で支える「ダルマ」』についての、信愛会の吉川将史理事長からのお話も素晴らしかったです。

個々人の役割や使命を誠実に果たすことによって社会や宇宙の調和を保つ「正しい道」、その道を歩むために必要なのが「徳」であり、誠実さや正直さ、思いやりといった内面の力が支えとなります。
つまり、人間力とは「徳」を積みながら自らの「ダルマ」すなわち、個人がその立場や状況に応じて果たすべき役割や本質的な使命を生きる力であり、それが周囲や社会を支え、共に良い未来を築くことにつながっているという想いが込められたお話で、まさに吉川理事長ご自身のことのように思いながら拝聴いたしました。

続いての懇親会では、皆さまが、食事を召し上がりながら、交流の場となり、和やかな雰囲気でございました。日々患者様と共に様々な病気と闘い、使命感を持って仕事に励む先生方が、順にステージに上がってご挨拶をされ、地域のクリニックの先生方との交流を楽しまれるご様子は、微笑ましく感じられました。まさに地域医療を支える多くの方々の絆が伝わる温かな場となりました。

また、ホテルモントレ ラ・スール大阪の皆さまにも、大変ご丁寧にご対応いただきましたことを感謝申し上げます。

今後も信愛会さまの地域に根ざした活動が、明るい未来へつながることを心より願っております。

畷生会病院の皆さまとは、5年前に、OBCラジオ大阪「桑原あずさのas life」の番組内で、お話をお聞きしていたことがあり、その時からのご縁でございます。
皆さんの明るいチームワークにいつも元気をいただいてきました。

患者様のそばで寄り添う看護師として、そして副院長の出雲幸美さまが、私にまでいつも応援してくださり、励みになっております。「子育てしながらの仕事がんばってね」とお声をかけてくださることに心から感謝してきました。
今回も、様々な場面でサポートしてくださいました。

 

 

このたび、弊社では司会・撮影を務めさせていただきました。
祝賀会、式典、パーティ、記念会、講演会のMC、ファシリテーターなど、あらゆる内容で開催の趣旨、主催者の想いに共感し感動の一時を創出いたします。企画、運営までサポートいたします。運営では、受付、ステージ演出、撮影、動画制作などあらゆる内容で携わることができます。いつでもお気軽にお声かけくださいませ。

 

文責:桑原あずさ