信じる力と、お金と夢のお話

世界中で、まだまだ大変な生活をされている方がいらっしゃる中ではありますが、日本では、ほんの少しずつ光が差してきたように思われる日々…
いろいろなことに気を配りながら、少しずつ、外にも出かけられるようになってきましたね。


リアルに人とお会いして会議をすることもできるようになってきました。
できる限り三密を避け、換気をしながらの会議です。
テラスや屋外での会議の時もあります。密室での会議より気持ちがよく、良いアイデアが生まれることもあるのです。新たな発見になっています。

ラジオの番組運営では、これまではゲストにスタジオにきていただく、または出張で取材収録をしてきましたが、この機会に、電話やズームでの収録もできるようになり、更には、国境を越えて過ごされているゲストとのお話もできるようになりました。

大変なことも同じぐらい多くありますが、これまでできないと思い込んでいたことも、どんなふうにすればできるだろう。と視野を広げ、いろいろ工夫したり、新しい取り組みができるきっかけになっています。

この2~3か月の期間に、様々なことが変化し、私は自分自身の心の中で、二つ、大きなものを得ることができました。

一つは「信じる力」です。きれいな言葉ばかりのように思われるかもしれません。これまでにも、「信じる」という言葉は、いろいろなところで見て、聴いてきました。自分も使ってきました。


世界中を巻き込んだ新型コロナウィルスの渦の中で、私はこの言葉を深く感じることができるようになりました。
信じる対象は、沢山あると思っています
人を信じる、自分を信じる、言葉を信じる、神様を信じる、光を信じる、未来を信じる、仏様を信じる、他にも沢山…
その時の状況で、それぞれに信じることがきっとあると思うのです。強く想い、願い、祈り、深く信じることで、今何をすればよいのかを考える前に、まずは、今ここにあることに感謝できるようになりました。静と動があることを知り、無理に動かなくてもじっと信じてみる時間は、次に動くときの自信とエネルギーになると思っています。

もう一つは、「お金と夢」について。
私は、お金は生活するための手段と、夢をかなえるための手段だと思っていました。けれど、夢はお金が無くてもかなえられるかもしれない。と思うことがあります。もちろん、物理的に必要なものを準備したり、行動範囲が広がるだけでもお金はいります。ただ、お金が沢山なくても、夢は実現していくかもしれない。と思えるようになりました。

人とのつながりや、信頼の積み重ねから、自分の役割やできることが生まれていき、贅沢を言わず、そのことだけに集中し、感謝して過ごしていたら、それだけで十分だと思えるようになりました。
そして、自分の見たい景色や未来について歌うように発信し続けていたら、出会う人、つながる人、共に生きる人との環境が自然とできていき、思い描いていることに近づいていると実感できます。
また、仕事への向き合い方や、どうして働いているのかということを自分に何度も問いかける機会になりました。^^

先日、素敵な言葉に出会いました
「私たちは未来の子どもたちから地球を借りている」
そう思うと、いろいろなことが見えてきます。
街をきれいにするために、ゴミを拾う→未来の街をきれいにしたい
ラジオのゲストと楽しくお話をしたい→未来の子どもたちにもいつか聴いてほしい
新任研修で新社会人の皆さまに伝えたい→未来の社会が幸せでありますように
環境問題を考えないと今の地球は危機にある→未来の地球が喜ぶことはなんだろう
他にも沢山・・・
これまで想い続けてきたことを否定はしませんし、大切にしたいと思っています。
そこからさらに、この先どうしていきたいのかに気づかされています。
人生100年時代と言われていますが、健康に動き回り生きていられる期間はあとどれぐらいなのでしょう。長いようで、ほんの少ししかないかもしれません。
一つひとつの出会いや出来事を大切にしていきたいな。。。と思っています。
そして、その後も続く大切な未来の子どもたちが、美しい地球で笑って生きていてほしい。と心から思います。

生かされていることに感謝できる貴重な時間です。お休み中だった仕事が動き出しても、このスローライフの感覚を忘れずにいたいと思います(*^-^*)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。