「地域フォーラム兵庫2024」に参加してきました。
いつも当サイトをご覧いただきありがとうございます。
代表の桑原あずさです。
事業を開始して15年、法人化にし、会社としては5年目になりました。
多くの皆さまの繋がりのおかげで、経営者の集う研修や、会合、団体などにも参加させていただく機会が増えてきました。
同業者のみならず、社会には沢山の仕事があり、それと同じように社会課題もあることを日々気づかせていただいております。
先日、神戸で開催されました一般社団法人経営実践研究会主催の
「経営実践研究会 地域フォーラム兵庫2024」
〜立志 クリティカルビジネスパラダイム〜
に、運営メンバーとして参画させていただきました。
長年住んでいたことのある兵庫県の神戸は、私の好きな場所の一つでもあります。
未来のために美しいお酒造り、酒米1粒に込められた想いが心に響きました
フォーラムの基調講演では
株式会社神戸酒心館 代表取締役 安福武之助さんにご講演いただきました。
1751年創業、長い歴史を誇る酒造会社の13代目の社長として、未来の地球のために様々なチャレンジを続けていらっしゃいます。
エコプロアワード2019においては、財務大臣賞を受賞され、環境への貢献が高く評価されました。また、つい先日東京で開催された「全国のサステナブルな製品やサービスを支援し、社会や市場での存在感を高めること」を目的とする「サステナブル★セレクションEXPO」では、見事に二つ星を獲得されました。
兵庫県産の厳選された米と名水「宮水」を使い、自然環境や原材料に徹底的にこだわったお酒造りは、製造過程で排出される二酸化炭素(CO2)の排出量を最小限に抑え、残りのCO2排出量をオフセット(相殺)することで、実質的にゼロにする取り組み、まさに日本酒の製造過程でカーボンニュートラルを日本酒では世界初のチャレンジとして実践されています。
安福さんから開催のご感想として有難いお言葉をいただきました。
「少数派の意見や行動が大きな社会変革を引き起こし、新たなビジネスの可能性を生み出す力になると確信しています。また、経営実践研究会の藤岡会長からも多くのアドバイスをいただきました。
今後もクリティカル・ビジネス・パラダイムを基に、積極的に取り組んでまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。」
地域企業だからこそできることを実践されている会社の取り組みに感動しました
300名近いご来場の皆様の前で、兵庫県の地域企業を代表され、5名の経営者が現在の取り組みと、未来への想いを込めた志を発表していただく機会もございました。
日置建設株式会社 代表取締役 日置尚文さん
有限会社環境科学研究所 代表取締役 吉井久美子さん
株式会社橋本パッケ 代表取締役 橋本洋介さん
株式会社マチケア 代表取締役 玉井智洋さん
株式会社フクイ金属 取締役 福井由美子さん
それぞれの分野で素晴らしいお話が続きました。
全国からアドバイザーの皆様も足を運んでいただきました。
IBO株式会社 代表取締役社長 上島一泰様
関西学院大学名誉教授、京都華頂大学教授 佐藤善信様
合同会社エヌシーシー代表社員 中川暢三様
公益財団法人 大吉財団理事長 山本 吉大様
一般社団法人サーキュラーコットンファクトリー 渡邊智恵子様
今日から更に実践できるような多くのアドバイスをいただきました。
パネルディスカッションでは、上島様、佐藤様、中川様に、人生の転機や、挑戦し続けていらっしゃる、クリティカル・ビジネス・パラダイムについてのお話もしていただきました。
ご登壇いただいた皆様には、
「すぐそばのお客様のお声を受け入れ改善していく、地域の人の声を聞く、従業員の要望や希望をかなえられるような事業を共に生み出していく、常に現状で満足せず、時代の流れと共に少しの変化にも気づいて柔軟に動き続ける」…等
クリティカル・ビジネス・パラダイムをテーマに、多くのメッセージを届けていただきました。
大切にしたい、懇親会で更に心を通わせ、繋がる時間
準備から開催、そしてアフターフォローまで、多くの皆様と助け合い、開催を実現することができました。
私は、ステージの上に立たせていただく内容が多くございますが、その陰には、沢山の人の準備やサポートがあります。
誰一人かけても、フォーラムは開催できません。
そして何より、日々休みはあるようでないような経営者の皆さまが、全国から貴重な時間を使い、足を運んでくださったことも有難かったです。
共通して言えることは
「みんなが、未来を良くしたい、幸せに暮らしたい」と想っていること。
なんだよな…と感じながらの帰路でございました。^^
このたび、私は 本業でお役に立てたら、貢献することができたらと、司会、モデレーター、懇親会で開催のコーディネートなどを担わせていただきました。
関わっていただいたすべての皆様に心からお礼申し上げます。
文責:桑原あずさ