海外での活動の想い

9月に入り、ご経験豊かな経営者と話をする機会が続き、自分が今チャレンジしていることに耳を傾けていただけていることに感謝の気持ちばかりです。
なぜなら、皆様ご自分の生活があり、取り巻く人、仕事など、やるべきこと、考えること、興味があることが溢れる中で、他者のチャレンジの話に耳を傾けてもらい、貴重な時間をいただいているのですから。
話を聞いてもらうことは、当たり前のようで、とんでもなく有難いことだということをこれからも忘れないでいたいと思います。
さて、様々なことにチャレンジしている中の一つ、東南アジア(ご縁あって現在ベトナム)に、これまで取り組んできた乳幼児親子さんのふれあいあそびを広げていくことへの想いがあります。
①孤独育児を解消する。
②他者と比べてたり、期待しすぎる子育てから、ありのままの存在そのものを認め、感謝し、親子の絆を再確認する。
③わが子も、隣の子も、地域の子も、みんなで未来を生きる子どもを育てる、親同士の繋がりの機会を作る。
④触れ合うことが何よりの愛情表現であることに気付ける機会。
など、昨年から、ベトナム子育てについて、様々な場所を視察させていただき、多くの方からのお声を聞かせてもらい、日本と同じような課題も抱えていることを知りました。少しでも解決できるきかっけになれたらと取り組んでいます。
そして、更に!
現在、日本には、多くの外国人労働者がいらっしゃいます。
私自身が、大学生、高校生の子どもがおり、気づいたことがあります。
故郷を離れ、国を超えて働きに出かけるわが子を想う親の気持ちになったときに、「この国なら大丈夫」と安心してもらえる親しみのある国でありたい。ということです。
先日、ベトナムの幼稚園にて、「ふれあいあそびなでnade」の教室開講ができるようになる社員研修を実施し、受講してくださった幼稚園の先生方から
「すぐにでも、幼稚園に通う親子さんに教室を開講したい」
「日々の暮らしの中で、部分的にでも、保護者の方々に伝えていきたい」
「幼稚園の行事等で取り入れていきたい」
「感動した」
等のお声をいただきました。
少しずつではありますが、これから「ふれあいあそびなでnade」の教室の場所を広げていきたいと動き始めております。
海外の子育て中のパパやママが、日本ならではの「なでnade」の歌をうたったり、教室開講する先生のおもてなしに触れていただいたりしながら、いつかお子さんが大人になられ、日本にいらっしゃるときに、
「一緒に幼いときに、なでnadeあそびしたね、日本へいってらっしゃい!」
と、わが子を安心して見送ってもらえるような国でありたいと心から想っています。
だからこそ、「ふれあいあそびなでnade」を多くの方に体験してもらうことができるよう活動します!
まだまだ、一人の声がすぐ身近な人に届くまでのことばかり。
諦めずに、小さな一歩ではありますが、進み続けていきたいと思っています。

文責 桑原あずさ